2025年03月27日

最終週最終日


【モイネロ 菅野に並んで滑り込みの2冠】

第30回シーズンの最終日は、27日に6試合が行われた。

注目された投手のタイトル争い。
モイネロ(津石)は文京町を完封し見事15勝目をマーク。
菅野(田老)と並び、防御率と併せて2冠となった。

一方、マチャド(宮古)を追って田老戦に先発した佐々木朗希(岩手)は、
9回途中まで投げたものの8奪三振に終わりタイトルを逃した。


【個人タイトル】

・首位打者:野間峻祥(津石)
・本塁打王:山川穂高(宮古)
・打点王:タイラー・オースティン(岩手)
・盗塁王:野間峻祥(津石)

・防御率:リバン・モイネロ(津石)
・最多勝:菅野智之(田老)、リバン・モイネロ(津石)
・セーブ王:栗林良吏(田老)
・奪三振:アンドレス・マチャド(宮古)



【●●宮古-田老○○】


【●○文京-津石○●】


【●○宮古-福島○●】



☆PLAYER OF THE DAY★
リバン・モイネロ(津石):大一番で見事完封。最多勝に並ぶとともに、防御率1点台として有終の美。


<順位表はこちらから>




【岩手1-5田老】
田老は序盤から拙攻を繰り返したが、9回に反撃し6安打を集中して逆転。
岩手はタイトルを賭けた佐々木朗希が9回2死まで粘ったが、8奪三振に終わる。
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【岩手1-6田老】
田老は先発の北山が7回途中1失点の好投。最終登板で2ケタに乗せる。
岩手は打線が散発3安打。首位打者に挑んだエドワーズは1安打も3割に届かず。
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【文京0-5津石】
津軽石はモイネロが気迫の力投。文京町打線を寄せ付けず見事15勝目。
文京町は打線がシングルヒット2本に抑えられ完敗。源田は出塁無し。
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【文京3-0津石】
文京町は山下が快投。最終登板で規定投球回に乗せ、完封勝利。
津軽石は打線が山下に手も足も出ず。小幡の内野安打1本に終わり完封負け。
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【宮古2-4福島】
福島は4番ソトが4回に先制3ランを放ち、30号に到達。
宮古は8回まで1安打。9回に2点をあげ完封を逃れるのが精一杯だった。
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【宮古5-4福島】
宮古は同点で迎えた延長11回、4番山川が今シーズンを締めくくるサヨナラ弾。
福島は今季躍進の小郷が4安打を放ったものの、最終戦勝利はならなかった。
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2025年03月26日

最終週3日目


【モイネロ、佐々木朗希、タイトル賭けて最終登板へ】

最終週の3日目は26日に7試合が行われた。

文京町は田老2連戦に連勝し、今季の5割以上と3位が確定。
また、宮古と福島も今季の順位が確定した。

次回の試合は今季の最終日。
菅野(田老)に1勝差に迫るモイネロ(津軽石)、
奪三振でマチャド(宮古)を11個差で追う佐々木朗希(岩手)が
タイトルを賭けて今期最終登板に臨む見込みだ。


【●●田老-文京○○】
終盤に入って勢いに乗る文京町が田老を撃破し、今季のAクラスを確定させた。
文京町は東が完封でチームトップの11勝目。盗塁王を狙う源田は38盗塁のまま。
田老は単独での最多勝を狙った菅野が先発も黒星。森下も黒星が先行して最終登板を終えた。


【○●○福島-津石●○●】
福島が今季相性の良かった津軽石に対し勝ち越し、7つの勝ち越しで今カードを終えた。
福島は鈴木翔天が3連投で登板数リーグトップに。ソトは30号を目前に足踏み。
津軽石は高橋宏斗が一縷の望みをかけて先発も3失点で防御率は3位に。野間は3割キープが確実に。


【○○宮古-岩手●●】
Aクラス入りはならなかったが、宮古が岩手に連勝で4位は確保した。
宮古はマチャドが11奪三振で完投。タイトル争いの佐々木朗希にプレッシャーをかける。
岩手はエドワーズが規定打席に再到達も、打率ダウンで逆転首位打者は難しく。


☆PLAYER OF THE DAY★
アンドレス・マチャド(宮古):11奪三振の力投で、最多奪三振のタイトルに一歩前進。


<順位表はこちらから>




【田老0-2文京】
文京町は東克樹の緩急が冴え、11奪三振で完封。今季の最終登板を飾る。
田老は先発菅野が6回までは無失点も、打線が援護できず16勝目を逃す。
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【田老2-4文京】
文京町は先発岸が7回2失点にまとめると、横山-ヘルナンデスとつないで逃げ切り。
田老は序盤に岸を崩しきれなかったのが響き、今週も黒星先行に。
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【福島3-1津石】
福島は先発の青柳が8回途中までソロ弾1本による1失点に抑えて8勝目。
津軽石は防御率のタイトルを狙う高橋宏斗が先発も、初回の2失点で夢はついえた。
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【福島0-4津石】
津軽石は8回まで無失点の宮城に代打を出す勝負手が決まり、9回に4点を勝ち越し。
福島は上位打線が完全に封じられ、粘ったエスピノーザを援護できなかった。
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【福島6-2津石】
福島は追いつかれた後の7回、6番万波に16号グランドスラムが飛び出し快勝。
津軽石は7回に2番友杉の2点二塁打で追いついたものの、戸郷が粘り切れなかった。
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【宮古5-1岩手】
宮古は先発のマチャドが岩手打線から11個の三振を奪う力投。奪三振単独トップに立つ。
岩手はタイトルを狙う佐々木朗希のためにも三振は減らしたかったが、打線が振るわず。
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【宮古8-3岩手】
宮古は1点を追う8回、2つの野選で逆転し、6番杉本がとどめの24号満塁弾。
岩手は8回に3番近本の一発で勝ち越したものの、2番手ペルドモが大誤算だった。
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2025年03月25日

最終週2日目


【文京町 連勝でAクラス確保に前進】

最終週の2日目は2連戦3カードが行われた。

Aクラス争いを繰り広げている3位文京町は、岩手に連勝。
4位宮古との差を3.5に広げ、Aクラス入りに大きく前進した。
また、今日までに津軽石の2位、岩手の6位が確定している。


【●○田老-福島○●】
逆転4位に連勝が欲しい福島だったが、1勝1敗に終わった。
福島はソトが30本塁打に王手。ジャクソンは敗戦数でトップに並んでしまった。
田老は2戦目で村上が完封勝利。北山は2ケタ勝利を前に足踏みとなった。


【●○津石-宮古○●】
2試合とも完封ゲームとなり、1勝ずつを分け合った。
津軽石はモイネロが15勝目ならずも、9回自責点0で防御率トップはほぼ確実に。
宮古は早川が完封勝利。山川は9試合ノーアーチとなった。


【○○文京-岩手●●】
投手陣が奮起した文京町が連勝。勝率を5割とした。
文京町は吉村、曽谷が連続完投。完封の曽谷は2ケタ勝利に到達した。
岩手は打線に元気がなく連敗。逆転首位打者を狙うエドワーズは小幅に打率ダウン。



☆PLAYER OF THE DAY★
曽谷龍平(文京):完封で2ケタ勝利に乗せるとともに、チームを勝率5割に導く。


<順位表はこちらから>




【田老2-5福島】
福島は3回、3番小郷の犠飛に続き、4番ソトが3ランを放ち4点を先制。
田老は6回までにスチュワートから8安打を放つも決め手を欠いた。
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【田老7-0福島】
田老は5回、6番コントレラスの満塁弾に続き、7番佐野も本塁打などで7得点。
福島は相手先発村上に手も足も出ず。散発2安打で完封負けを喫した。
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【津石0-1宮古】
宮古は0-0で迎えた9回、相手失策で1点をもぎ取り力投の早川に報いた。
津軽石はモイネロが不運な形で失点し14勝目ならずも、自責点0で防御率は改善。
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【津石2-0宮古】
津軽石は4回に4番清宮の一発で先制。大竹は要所を締めて完封勝利。
宮古は才木が好投したものの、打線が得点圏での一本がなく黒星。
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【文京6-1岩手】
文京町は先発の吉村が自ら先制の二塁打。投げても無四球と安定して完投勝利。
岩手は佐々木朗希が5回5失点で10敗目。奪三振も5個に終わり不発。
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【文京3-0岩手】
文京町は6回、曽谷の二塁打を足掛かりに相手エラーも絡んで3点を先制。
岩手は6回、7回と2安打が出たが得点ならず、曽谷の完封負けを喫した。
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2025年03月24日

最終週1日目


【田老 4年ぶり2回目のリーグ連覇!】


最終週は24日にスタート。8試合が行われた。

マジック1で今日を迎えた首位の田老は、津軽石3連戦の2戦目に3-2で勝利。
見事に4年ぶり2回目のリーグ優勝を決めた。

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【●○●岩手-福島○●○】


【●○○田老-津石○●●】


【●○文京-宮古○●】



<順位表はこちらから>





【岩手2-9福島】
福島は試合を通して4安打だったが、効率の良い攻撃で9得点を挙げて青柳を援護。
岩手は今季初先発の奥川が四球で走者をためて一発を浴びてしまった。
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【岩手7-5福島】
岩手は3回に6番坂倉の一発などで5点をあげてリードを広げる。隅田完投逃すも6勝目。
福島は終盤に入ってから追い上げを見せたが及ばず。先発ジャクソンが誤算だった。
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【岩手5-6福島】
福島は5点のビハインドを追いつくと、10回に大里の内野安打でしぶとく決勝点。
岩手は4回までに5点のリードを奪ったものの、投手陣が踏ん張り切れなかった。
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【田老3-9津石】
津軽石は4番に入った清宮がいずれも得点に絡む4本のライト前ヒットを放つ。
田老は本調子ではない菅野を7回まで引っ張ったが16勝目ならず。
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【田老3-2津石】
田老は3回に6番コントレラスが逆転打。勝ちパターンの継投も決まり、栗林が胴上げ投手に。
津軽石は3番チゾムが先制2ランを含む3安打を放ったが、目の前での胴上げを許した。
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【田老4-2津石】
田老は4回に8番藤岡のタイムリーで勝ち越し。森下は継投にも助けられ2ケタ勝利。
津軽石は先発の宮城が安定感を欠いて10敗目。打線も終盤であと一本が出なかった。
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【文京1-3宮古】
宮古はマチャドが完封こそ逃したものの1失点完投。奪三振で再びトップに立つ。
文京町は8回2安打1失点の好投を見せたが、打線の援護がなく10敗目。
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【文京3-2宮古】
文京町は7回に追いつくと、8回に五十幡から村上までの4連打で勝ち越し。
宮古は4番ローリーに2発が出たものの、その他の得点はなく惜敗。
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2025年03月23日

週間レポート(第12週)


<第12週レビュー>


【週間成績】

-1位:田老:☆△★-★☆-★☆★-★☆ 4-5-1
-2位:津石:★☆-☆☆★-★☆--☆☆ 6-3
-3位:文京:★△☆★★☆-☆★--☆☆ 5-4-1
-4位:宮古:★☆-☆☆★-☆★☆-☆★ 6-4
-5位:福島:☆△-★★☆-☆★☆-★★ 4-5-1
-6位:岩手:★△--☆★-★☆★-★★ 2-6-1

(△▼は順位の前週比)


【第12週の概況】
田老は一進一退の展開。4勝5敗1分と小幅に3週連続負け越しとなったが、マジックは1に。
津軽石は3連勝が2回と堅調。6勝3敗とまとめ、貯金は今季最大の15に。
文京町は10試合中8試合で4得点以上と打線が健闘。1つ勝ち越して3位をキープした。

宮古は今週一度も連敗無し。3週連続勝ち越しとなる6勝4敗で文京町と差をわずかに詰めた。
福島は白星先行で来ていたが、最後に文京町に連敗し惜しくも負け越し5位のまま。
岩手は先週からの連敗を7で止めたものの、最後に3連敗を喫して4つの負け越しとなった。



【週間レポート特別号】

第30回シーズンもいよいよあと1週を残すのみとなった。
個人タイトルの動向をチェックした先週に続き、今回のレポートでは、順位争いと各部門賞の動向もチェックしよう。

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<優勝争い>
後半に入ってペースダウンしている田老だが、前半での貯金が効いてマジック1。
4年ぶり2回目の優勝はもうすぐそこだ。

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<Aクラス争い>
津軽石のAクラスは今週までに確定。
3位文京町と4位宮古との差は2.5、福島との差は7となっている。
数字上、福島は可能性を残しているが、実質的には文京町と宮古の争いだろう。
宮古にとっては、文京町との直接対決2試合で連勝が欲しいところだ。

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<5割賞>
田老と津軽石の今季勝ち越しは確定。
福島、岩手は負け越しが確定している。

文京町は残り8試合で5勝3敗以上なら5割に届くが、
相性の悪いチームとの対戦を残しており、ハードルは低くない。

宮古も可能性を残すが、残り8試合全勝が求めれれ厳しい状況だ。

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<カード勝ち越し>
カード勝ち越し1つにつき+10、負け越し1つにつき-10となる。
田老と津軽石は全カードの結果が確定。
その他のチームは未確定のカードを残す。
岩手はここまで勝ち越しがないだけに、何とか残り1カードを勝ち越したいところだ。


田老:勝ち越し5 負け越し0 未確定0
津石:勝ち越し3 負け越し2 未確定0
文京:勝ち越し2 負け越し2 未確定1(宮古)
宮古:勝ち越し1 負け越し2 未確定2(文京、福島)
福島:勝ち越し1 負け越し2 未確定2(宮古、岩手)
岩手:勝ち越し0 負け越し4 未確定1(福島)

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<最長連勝>
田老の10連勝が今季のここまでの最長連勝となっている。
現在継続中の連勝は津軽石の3連勝。これをどこまで伸ばすことができるか。
福島、文京町は残り試合全勝で10連勝となるが、なかなか難しそうだ。

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<最長連敗>
こちらは福島の9連敗が今季最長となっている。
現在3連敗中の岩手の連敗が伸びれば追いつく可能性はあるものの、
それはすなわち最下位の確定となるだけに、避けたいところだ。

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<チーム本塁打>
本塁打王争いトップの山川を擁する宮古が136本で現在トップ。
2番目に多い文京町に20本以上の差をつけており、2回連続の最多本塁打はほぼ決まりだ。

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<チーム盗塁>
こちらは津軽石が137個でトップに立っているが、
解雇した選手分を加算すると岩手が134個で続いており、まだわからない。
ただし、盗塁を狙える選手の打撃の調子と残り試合数から、津軽石の逃げ切りが濃厚と見る。

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<個人タイトル>
打撃タイトルのうち、オースティン(岩手)の打点王はほぼ確定だ。

本塁打王も山川(宮古)がオースティンに5本差をつけており、
オースティンの2冠を阻止してのタイトル獲得になりそうだ。

盗塁も野間(津軽石)が2位に5個差をつけており、初タイトルが濃厚だ。

まだわからないのが首位打者争い。
現在、野間が唯一の3割打者となっており、2冠に向けて好位置につける。
2位の小幡(津軽石)はここに来て低調。
3位のデュラン(田老)は上向きだが、.015の差は逆転も難しいだろう。

規定打席には届いていないものの、エドワーズ(岩手)が現在.302。
規定に届けばライバルになり得るが、打撃の調子が悪いためやや厳しいか。



投手では栗林(田老)のセーブ王がほぼ決まりだが、その他はまだわからない。

最多勝争いでは菅野(福島)がもたついている間にモイネロ(津軽石)が猛追。
あれよあれよという間に差は1つになった。
菅野はあと1勝でもすれば、少なくともタイでの最多勝は確実になるのだが。

防御率ではモイネロが2.19まで下げており、トップに立つ。
逆転の可能性があるとすれば僚友の高橋宏斗。
いずれにしても津軽石勢の獲得になりそうだ。

奪三振では、佐々木朗希(岩手)がついにトップに立った。
しかし、マチャド(宮古)との差は4とまだまだ僅差。
両投手とも、残す先発機会はおそらく2試合だ。


posted by コミッショナー at 09:51| Comment(0) | 第12週 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする