<第12週レビュー>【週間成績】
-1位:田老:☆△★-★☆-★☆★-★☆ 4-5-1
-2位:津石:★☆-☆☆★-★☆--☆☆ 6-3
-3位:文京:★△☆★★☆-☆★--☆☆ 5-4-1
-4位:宮古:★☆-☆☆★-☆★☆-☆★ 6-4
-5位:福島:☆△-★★☆-☆★☆-★★ 4-5-1
-6位:岩手:★△--☆★-★☆★-★★ 2-6-1
(△▼は順位の前週比)
【第12週の概況】
田老は一進一退の展開。4勝5敗1分と小幅に3週連続負け越しとなったが、マジックは1に。
津軽石は3連勝が2回と堅調。6勝3敗とまとめ、貯金は今季最大の15に。
文京町は10試合中8試合で4得点以上と打線が健闘。1つ勝ち越して3位をキープした。
宮古は今週一度も連敗無し。3週連続勝ち越しとなる6勝4敗で文京町と差をわずかに詰めた。
福島は白星先行で来ていたが、最後に文京町に連敗し惜しくも負け越し5位のまま。
岩手は先週からの連敗を7で止めたものの、最後に3連敗を喫して4つの負け越しとなった。
【週間レポート特別号】
第30回シーズンもいよいよあと1週を残すのみとなった。
個人タイトルの動向をチェックした先週に続き、今回のレポートでは、順位争いと各部門賞の動向もチェックしよう。
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<優勝争い>
後半に入ってペースダウンしている田老だが、前半での貯金が効いてマジック1。
4年ぶり2回目の優勝はもうすぐそこだ。
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<Aクラス争い>
津軽石のAクラスは今週までに確定。
3位文京町と4位宮古との差は2.5、福島との差は7となっている。
数字上、福島は可能性を残しているが、実質的には文京町と宮古の争いだろう。
宮古にとっては、文京町との直接対決2試合で連勝が欲しいところだ。
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<5割賞>
田老と津軽石の今季勝ち越しは確定。
福島、岩手は負け越しが確定している。
文京町は残り8試合で5勝3敗以上なら5割に届くが、
相性の悪いチームとの対戦を残しており、ハードルは低くない。
宮古も可能性を残すが、残り8試合全勝が求めれれ厳しい状況だ。
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<カード勝ち越し>
カード勝ち越し1つにつき+10、負け越し1つにつき-10となる。
田老と津軽石は全カードの結果が確定。
その他のチームは未確定のカードを残す。
岩手はここまで勝ち越しがないだけに、何とか残り1カードを勝ち越したいところだ。
田老:勝ち越し5 負け越し0 未確定0
津石:勝ち越し3 負け越し2 未確定0
文京:勝ち越し2 負け越し2 未確定1(宮古)
宮古:勝ち越し1 負け越し2 未確定2(文京、福島)
福島:勝ち越し1 負け越し2 未確定2(宮古、岩手)
岩手:勝ち越し0 負け越し4 未確定1(福島)
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<最長連勝>
田老の10連勝が今季のここまでの最長連勝となっている。
現在継続中の連勝は津軽石の3連勝。これをどこまで伸ばすことができるか。
福島、文京町は残り試合全勝で10連勝となるが、なかなか難しそうだ。
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<最長連敗>
こちらは福島の9連敗が今季最長となっている。
現在3連敗中の岩手の連敗が伸びれば追いつく可能性はあるものの、
それはすなわち最下位の確定となるだけに、避けたいところだ。
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<チーム本塁打>
本塁打王争いトップの山川を擁する宮古が136本で現在トップ。
2番目に多い文京町に20本以上の差をつけており、2回連続の最多本塁打はほぼ決まりだ。
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<チーム盗塁>
こちらは津軽石が137個でトップに立っているが、
解雇した選手分を加算すると岩手が134個で続いており、まだわからない。
ただし、盗塁を狙える選手の打撃の調子と残り試合数から、津軽石の逃げ切りが濃厚と見る。
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<個人タイトル>
打撃タイトルのうち、オースティン(岩手)の打点王はほぼ確定だ。
本塁打王も山川(宮古)がオースティンに5本差をつけており、
オースティンの2冠を阻止してのタイトル獲得になりそうだ。
盗塁も野間(津軽石)が2位に5個差をつけており、初タイトルが濃厚だ。
まだわからないのが首位打者争い。
現在、野間が唯一の3割打者となっており、2冠に向けて好位置につける。
2位の小幡(津軽石)はここに来て低調。
3位のデュラン(田老)は上向きだが、.015の差は逆転も難しいだろう。
規定打席には届いていないものの、エドワーズ(岩手)が現在.302。
規定に届けばライバルになり得るが、打撃の調子が悪いためやや厳しいか。
投手では栗林(田老)のセーブ王がほぼ決まりだが、その他はまだわからない。
最多勝争いでは菅野(福島)がもたついている間にモイネロ(津軽石)が猛追。
あれよあれよという間に差は1つになった。
菅野はあと1勝でもすれば、少なくともタイでの最多勝は確実になるのだが。
防御率ではモイネロが2.19まで下げており、トップに立つ。
逆転の可能性があるとすれば僚友の高橋宏斗。
いずれにしても津軽石勢の獲得になりそうだ。
奪三振では、佐々木朗希(岩手)がついにトップに立った。
しかし、マチャド(宮古)との差は4とまだまだ僅差。
両投手とも、残す先発機会はおそらく2試合だ。