2024年12月26日

プレシーズン杯準決勝・決勝

【プレシーズン杯準決勝・決勝】


第25回プレシーズンカップの準決勝、決勝は、26日に行われた。

決勝は4年連続でコマを進めた津軽石と、第19回以来の進出となった福島の顔合わせとなり、
福島が3勝1分で制し、6年ぶりのカップ戦制覇を果たした。

なお、福島の優勝はこれで6回目。
6回目の優勝は津軽石と並んで最多タイとなった。

記念大会の今回は、優勝の福島に賞金50、準優勝の津軽石に30がそれぞれ贈られている。



【準決勝第1組】福島(2勝0敗)田老

2戦目を競り勝った福島が決勝進出。田老は2年続けて準決勝敗退となった。

福島は初戦先発のケイが完封勝利。
2戦目は5点差をつけられながらソトの同点満塁弾で追いつき勝利。

田老は2戦目で優勢を保ちながら投手陣が崩れて逆転負け。
初戦は3安打で完封負けと、良いところを見せられなかった。



【準決勝第2組】津軽石(2勝1敗1分)文京町

先に王手をかけられた津軽石が地力を見せて逆転で決勝に進出した。

津軽石は高橋宏斗、モイネロで2試合連続完封勝利。
打線では清宮が良い場面で一打を放った。

文京町は東の好投で先に王手も、高橋宏斗に勢いを止められた。
4試合で8失点と投手陣は意外な健闘を見せた。



【決勝】福島(3勝0敗1分)津軽石

投打が噛み合った福島が津軽石を下し、6度目の優勝。
終わってみれば予選からの8勝2分と無敗での制覇となった。

福島は初戦、代打太田諒がサヨナラ打。
万波が2試合連続弾、ソトも予選から7本塁打と長打もよく出た。

津軽石は初戦、2戦目と接戦をものにできず、3戦目、4戦目は完封負け。
エース宮城は予選から3試合で0勝2敗と不安を残す結果となった。



詳細の結果はこちらから!


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2024年12月24日

プレシーズン杯・予選


【プレシーズン杯予選】

第25回プレシーズンカップは24日に開幕。
6日は予選リーグ計12試合が行われ、
福島、津軽石、文京町、田老の4チームが決勝トーナメントに進出した。



【予選A組】(津軽石・福島・宮古)

予選A組は福島が無敗の勝ち点10で予選通過。
1勝には終わったものの、勝ち点5を稼いだ津軽石が2位で続いた。

福島は4試合で6失点と自慢のディフェンスが威力を発揮。
ソトが津軽石戦で3打席連続を放ち、トップ通過に貢献した。

津軽石はメリル、岡本がバットで貢献。
高橋宏斗は宮古戦で1安打完封と実力の片鱗を見せた。

宮古は津軽石戦の引き分けによる勝ち点1のみ。
4試合で4得点以上の試合がなく、打線の仕上がりに不安を残した。



【予選B組】(岩手・田老・文京町)

B組は前回順位とは逆の結果に。
無敗で切り抜けた文京町が予選1位。勝ち点1差で田老が2位通過となった。

文京町は8得点の2試合に勝利。その他の2試合は引き分けで無敗通過。
岸は完投勝利。打線では2試合連続本塁打のレイエスが目立った。

田老は岩手戦で1試合20得点など、4試合で33得点と打線が好調。
特に栗原が4試合中3試合で本塁打。菅野はさすがの投球を見せた。

岩手は4試合で36失点と投手陣が苦戦し白星なし。
野手では辰己が2打席連続本塁打と気を吐いたが予選敗退となった。


準決勝は、

福島-田老
文京町-津軽石

という顔合わせ。
そして、同日に決勝戦まで行われる予定だ。



詳細の結果はこちらから!


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2024年12月17日

開幕前戦力分析


今日は、毎回恒例となっている開幕前の各チームの戦力分析速報値を発表しよう。

分析は、「打線・長打力・機動力・守備力・先発陣・救援陣」の各項目について相対評価法によって点数がつける方法で算出。

今回はリーグ史上2度目の3連覇を目指す津軽石が、総合41ポイントでトップ。
前回2位の岩手、4年ぶりのAクラスを狙う田老が2ポイント差で追う評価となった。

内容を見ると、攻撃系では抜群のスピードを背景に岩手がトップ。
守備系では豪華なローテーションを組む津軽石がトップの評価を受けた。

なお、昨年は、評価トップだった津軽石が、その下馬評通りに突っ走り優勝している。

シーズン中は故障者の発生や戦力の異動もあり、開幕前の評価は当てにならないといえなくもないが、果たして今シーズンはどのような結果になるだろうか。



【今回の開幕前レーティング】(★=1pt)

<津軽石>41pt(攻撃系:19 守備系:22)
 打線:★★★★★★ 6
 長打:★★★★★★ 6
 機動:★★★★★★★ 7 
 守備:★★★★★★★ 7
 先発:★★★★★★★★★★ 10
 救援:★★★★★ 5


<岩手>39pt(攻撃系:22 守備系:17)
 打線:★★★★★★★★★ 9
 長打:★★★★ 4
 機動:★★★★★★★★★ 9
 守備:★★★★ 4
 先発:★★★★★★★ 7 
 救援:★★★★★★ 6


<福島>36pt(攻撃系:15 守備系:21)
 打線:★★★★★ 5
 長打:★★★★★★ 6
 機動:★★★★ 4
 守備:★★★★★★★★★★ 10
 先発:★★★★ 4
 救援:★★★★★★★ 7


<田老>39pt(攻撃系:20 守備系:19)
 打線:★★★★★★★ 7
 長打:★★★★★★★★ 8
 機動:★★★★★ 5
 守備:★★★★★ 5
 先発:★★★★★★★ 7
 救援:★★★★★★★ 7


<宮古>32pt(攻撃系:14 守備系:18)
 打線:★★★★ 4
 長打:★★★★★ 5
 機動:★★★★★ 5
 守備:★★★★★★ 6
 先発:★★★★★ 5
 救援:★★★★★★★ 7


<文京町>29pt(攻撃系:18 守備系:11)
 打線:★★★★★ 5
 長打:★★★★★★★ 7
 機動:★★★★★★ 6
 守備:★★★★ 4
 先発:★★★ 3
 救援:★★★★ 4

posted by コミッショナー at 22:17| Comment(0) | 開幕前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月13日

プロテクト予想



第30回シーズンのドラフトも開催間近。
今回は、各球団のプロテクト動向を予想してみよう。



【津軽石】(サラリー:3720)

◎:高橋宏斗 山本祐大
○:宮城大弥 戸郷翔征 細川成也 清宮幸太郎
△:桐敷拓馬 松山晋也

<評>
記号を付けた候補は上記だが、本当の候補は10人を上回る。
質量ともにトップクラスの面々で、選考には頭を悩ませそうだ。

まず間違いないのが、今季のセ最優秀防御率の高橋宏斗だ。
急成長を見せた若手捕手の山本祐大も、年俸が安くプロテクト濃厚だろう。

実力的には左の宮城、右の戸郷と球界を代表する先発投手は押さえたいところ。
しかし、年俸が高い点を、ドラフト序盤で緊縮する傾向のあるGMがどう考えるか。
支出を抑えるなら、今季好調のセットアッパー、桐敷と松山が候補になる。

他チームならほぼ確定と思われる細川成也、清宮の強打者も今回はボーダーライン。
森下翔太、村上頌樹らも、今回の津軽石であれば残念ながらプロテクト漏れだろう。

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【岩手】(サラリー:3530)

◎:周東佑京 辰己涼介  
○:佐々木朗希 牧秀悟 伊藤大海 隅田知一郎
△:近本光司 山崎伊織 今井達也 ペルドモ

<評>
津軽石をさらに上回る候補の多さを誇るのがこの岩手だ。
投打に選り取り見取り。誰を選んでも相当なアドバンテージを得られそうだ。

全員◎クラスではあるが、俊足選手を好む傾向から考えると、周東と辰己は外せない。
チームの顔でもある近本も候補だが、年俸の高さもあり、この2人よりは優先度が低いか。
球界屈指の二塁手の牧も、年俸さえ気にしなければ抑えたい人材だ。

意外に微妙なのが至宝佐々木朗希の去就だ。
今オフの米球界挑戦により、今回で最終シーズンとなる点をどう考慮するか。
佐々木以外にも、伊藤、隅田、山崎伊織と先発投手の候補は多い。
大穴として、日本球界に出戻った救援右腕ペルドモもマークしたい。

上記の他にも、小園、門脇、今井、坂倉らが控えている。
これだけ候補が揃っていれば、前々回のように5人を超えるプロテクトに踏み切る可能性もある。

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【福島】(サラリー:3840)

◎:万波中正 吉川尚輝 
○:村上宗隆 小郷裕哉
△:中野拓夢 青柳晃洋 伊藤将司 矢野雅哉 

<評>
今回の福島は、どちらかというと打者に候補が多そうだ。

まず、リーグでも指折りの外野手として地歩を固めた万波は今回も残留だろう。
卓越した二塁守備で盛り立てる吉川尚輝もリスト入り濃厚だ。

セの二冠王に輝いた大砲の村上も有力候補だが、気になるのはやはり年俸。
しかし、資金は潤沢な福島だけに、可能性は十分ある。
年俸を抑えにかかるなら、伸び盛りの小郷や矢野が候補になりそうだ。

チーム独自の方針として、青柳、伊藤将司、中野ら前回までの中心選手の処遇も気になるところ。
可能性が0ではないものの、プロテクトリスト入りまでは無いと見るのが順当か。

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【田老】(サラリー:3460)

◎:栗原陵矢 森原康平 郡司裕也
○:近藤健介 栗林良吏 森下暢仁
△:赤星優志

<評>
前回は候補の薄さに悩まされた田老だったが、今回はだいぶ状況も改善されたようだ。

そんな中、最大の注目点は何といっても近藤健介の動向だ。
パの首位打者に輝いた打撃に加え、走守もスケールアップ。
球界屈指の野手といってもよいが、いきなり550という高年俸を出してくるだろうか。

その近藤の同僚である栗原は、まずリスト入りが間違いない。
日本シリーズの胴上げ投手森原も自身初のプロテクトが有力。
捕手もこなせる強打のユーティリティー郡司も魅力的な人材だ。

広島勢の栗林、森下暢仁も実力的には残したいところだが、こちらは近藤の動向次第だろうか。

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【宮古】(サラリー:3390)

◎:才木浩人  
○:田中正義 岡林勇希 
△:宮崎敏郎 マルティネス 岡本和真 友杉篤輝 

<評>
昨年の頓宮のように、サプライズ的な存在はいない。
「年俸が高めの実力者」をリスト入りさせるか、戦略の方向性が問われることになりそうだ。

年俸と実力のバランスから考えると、阪神の先発右腕才木はプロテクトが確実視される。
日本ハムで抑えを務めた田中正義も比較的年俸が安く、候補に挙げられる。

野手勢は決め手に欠ける。
年俸負担を考慮しなければ、大砲の岡本、巧打者の宮崎はぜひ確保したい。
しかし、この2人で600以上の負担になるだけに、両獲りはなかなか手が伸びないだろう。
となると、前回のプロテクト岡林のほか、大穴としては俊足好守の友杉もあり得る。

絶対的守護神になり得るマルティネスは年俸200。
このラインがプロテクトの候補になるかどうかも興味深い。

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【文京町】(サラリー:3230)

◎:東克樹 山崎福也
○:五十幡亮汰
△:塩見泰隆 佐藤輝明 サンタナ 岸孝之

<評>
前回の調布から引き継いでのプロテクト選出となる文京町だが、候補が多いとは言い難い。
人選にはやや頭を悩ませそうである。

日本シリーズを制した横浜のエース左腕である東、日ハムの2ケタ左腕の山崎はほぼ確定。
前回までの主力だった加藤貴之は高額年俸と、上記2人とタイプが被ることがネックに。
技巧派ではあるものの、右の岸の方が可能性は高そうだ。

野手ではセ打率2位のサンタナ、虎の主砲佐藤輝明がいるが、こちらもやや年俸が高め。
6球団中サラリーキャップ最小という事情を考慮すると、
快足の五十幡や、比較的年俸の安い塩見の方がリスト入りさせやすいだろう。

posted by コミッショナー at 22:58| Comment(0) | 開幕前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする