2025年03月23日
週間レポート(第12週)
<第12週レビュー>
【週間成績】
-1位:田老:☆△★-★☆-★☆★-★☆ 4-5-1
-2位:津石:★☆-☆☆★-★☆--☆☆ 6-3
-3位:文京:★△☆★★☆-☆★--☆☆ 5-4-1
-4位:宮古:★☆-☆☆★-☆★☆-☆★ 6-4
-5位:福島:☆△-★★☆-☆★☆-★★ 4-5-1
-6位:岩手:★△--☆★-★☆★-★★ 2-6-1
(△▼は順位の前週比)
【第12週の概況】
田老は一進一退の展開。4勝5敗1分と小幅に3週連続負け越しとなったが、マジックは1に。
津軽石は3連勝が2回と堅調。6勝3敗とまとめ、貯金は今季最大の15に。
文京町は10試合中8試合で4得点以上と打線が健闘。1つ勝ち越して3位をキープした。
宮古は今週一度も連敗無し。3週連続勝ち越しとなる6勝4敗で文京町と差をわずかに詰めた。
福島は白星先行で来ていたが、最後に文京町に連敗し惜しくも負け越し5位のまま。
岩手は先週からの連敗を7で止めたものの、最後に3連敗を喫して4つの負け越しとなった。
【週間レポート特別号】
第30回シーズンもいよいよあと1週を残すのみとなった。
個人タイトルの動向をチェックした先週に続き、今回のレポートでは、順位争いと各部門賞の動向もチェックしよう。
-----
<優勝争い>
後半に入ってペースダウンしている田老だが、前半での貯金が効いてマジック1。
4年ぶり2回目の優勝はもうすぐそこだ。
-----
<Aクラス争い>
津軽石のAクラスは今週までに確定。
3位文京町と4位宮古との差は2.5、福島との差は7となっている。
数字上、福島は可能性を残しているが、実質的には文京町と宮古の争いだろう。
宮古にとっては、文京町との直接対決2試合で連勝が欲しいところだ。
-----
<5割賞>
田老と津軽石の今季勝ち越しは確定。
福島、岩手は負け越しが確定している。
文京町は残り8試合で5勝3敗以上なら5割に届くが、
相性の悪いチームとの対戦を残しており、ハードルは低くない。
宮古も可能性を残すが、残り8試合全勝が求めれれ厳しい状況だ。
-----
<カード勝ち越し>
カード勝ち越し1つにつき+10、負け越し1つにつき-10となる。
田老と津軽石は全カードの結果が確定。
その他のチームは未確定のカードを残す。
岩手はここまで勝ち越しがないだけに、何とか残り1カードを勝ち越したいところだ。
田老:勝ち越し5 負け越し0 未確定0
津石:勝ち越し3 負け越し2 未確定0
文京:勝ち越し2 負け越し2 未確定1(宮古)
宮古:勝ち越し1 負け越し2 未確定2(文京、福島)
福島:勝ち越し1 負け越し2 未確定2(宮古、岩手)
岩手:勝ち越し0 負け越し4 未確定1(福島)
-----
<最長連勝>
田老の10連勝が今季のここまでの最長連勝となっている。
現在継続中の連勝は津軽石の3連勝。これをどこまで伸ばすことができるか。
福島、文京町は残り試合全勝で10連勝となるが、なかなか難しそうだ。
-----
<最長連敗>
こちらは福島の9連敗が今季最長となっている。
現在3連敗中の岩手の連敗が伸びれば追いつく可能性はあるものの、
それはすなわち最下位の確定となるだけに、避けたいところだ。
-----
<チーム本塁打>
本塁打王争いトップの山川を擁する宮古が136本で現在トップ。
2番目に多い文京町に20本以上の差をつけており、2回連続の最多本塁打はほぼ決まりだ。
-----
<チーム盗塁>
こちらは津軽石が137個でトップに立っているが、
解雇した選手分を加算すると岩手が134個で続いており、まだわからない。
ただし、盗塁を狙える選手の打撃の調子と残り試合数から、津軽石の逃げ切りが濃厚と見る。
-----
<個人タイトル>
打撃タイトルのうち、オースティン(岩手)の打点王はほぼ確定だ。
本塁打王も山川(宮古)がオースティンに5本差をつけており、
オースティンの2冠を阻止してのタイトル獲得になりそうだ。
盗塁も野間(津軽石)が2位に5個差をつけており、初タイトルが濃厚だ。
まだわからないのが首位打者争い。
現在、野間が唯一の3割打者となっており、2冠に向けて好位置につける。
2位の小幡(津軽石)はここに来て低調。
3位のデュラン(田老)は上向きだが、.015の差は逆転も難しいだろう。
規定打席には届いていないものの、エドワーズ(岩手)が現在.302。
規定に届けばライバルになり得るが、打撃の調子が悪いためやや厳しいか。
投手では栗林(田老)のセーブ王がほぼ決まりだが、その他はまだわからない。
最多勝争いでは菅野(福島)がもたついている間にモイネロ(津軽石)が猛追。
あれよあれよという間に差は1つになった。
菅野はあと1勝でもすれば、少なくともタイでの最多勝は確実になるのだが。
防御率ではモイネロが2.19まで下げており、トップに立つ。
逆転の可能性があるとすれば僚友の高橋宏斗。
いずれにしても津軽石勢の獲得になりそうだ。
奪三振では、佐々木朗希(岩手)がついにトップに立った。
しかし、マチャド(宮古)との差は4とまだまだ僅差。
両投手とも、残す先発機会はおそらく2試合だ。
2025年03月22日
第12週最終日
【田老 優勝は最終週に持ち越し】
第12週の最終日は22日に2連戦3カードが行われた。
今日から各カードは最終戦となった。
マジック2となっていた田老は宮古に1勝1敗。
マジック対象の津軽石が岩手に連勝したため、優勝決定は最終週に持ち越しとなった。
【●●岩手-津石○○】
津軽石が意地の連勝。田老の今日の優勝決定を阻止した。
津軽石は高橋宏斗が完封で防御率改善も、モイネロも完投でトップキープ。野間2戦目猛打賞。
岩手は打線が精彩を欠き連敗も、佐々木朗希は11奪三振でトップに立つ。エドワーズ2戦1安打。
【●●福島-文京○○】
打線が奮起した文京町が連勝。Aクラス確保に大きく前進した。
文京町は源田が9打数7安打の大当たり。曽谷は完投で2ケタ勝利に王手をかけた。
福島はエスピノーザが4.1回3失点。防御率悪化でタイトル圏外に去った。
【○●宮古-田老●○】
2試合ともロースコアゲームとなり、両チーム1勝ずつを分け合った。
宮古は初戦宮崎がサヨナラ打。鈴木昭汰は2ケタ勝利に到達した。
田老は石川柊太が完封でマジック1に。デュラン2戦5安打で3割の可能性が出てきた。
☆PLAYER OF THE DAY★
高橋宏斗(津石):延長11回を投げ切り完封。逆転でのタイトルに望みをつなぐ。
<順位表はこちらから>
【岩手0-1津石】
津軽石は延長11回、8番塩見のタイムリーで1点をもぎ取り、高橋宏斗の力投に報いる。
岩手は佐々木朗希が8回11奪三振無失点の力投も白星にはつながらなかった。


【岩手2-6津石】
津軽石は残塁も多かったが16安打と打線が活発。モイネロ最後まで投げぬき14勝目。
岩手は先発の伊藤大海が3回途中被安打7で降板。流れをつかむことができなかった。

【福島2-8文京】
文京町は2点リードの8回に4番村上、7番小川のタイムリーで4点を追加しダメ押し。
福島は相手先発曽谷の前に7回までノーヒット。8回、9回に1点ずつ返したが完敗。


【福島3-8文京】
文京町は2点リードの9回に、8番モレノの5号満塁弾が飛び出し突き放す。
福島は先発エスピノーザが不運な当たりも続いて5回途中降板。


【宮古2-1田老】
宮古は延長13回、2死からチャンスを作って最後は3番宮崎がサヨナラ打。
田老は9回2死から3番デュランの一発で追いつく粘りを見せたが勝利ならず。


【宮古0-2田老】
田老は石川柊太が快投。8回にはデュラン、近藤、栗原の3連打で追加点。
宮古は床田が8回途中2失点(自責1)の好投を見せたが、11勝目はならず。

2025年03月21日
第12週3日目
【田老 今日の優勝決定はならず】
第12週の3日目は21日に8試合が行われた。
首位の田老は福島に負け越し、マジックは2まで減るも今日の優勝決定はならず。
Aクラス争いでは、宮古、福島がそれぞれ3位文京町との差を0.5縮めている。
【●○●福島-津石○●○】
【○●○文京-田老●○●】
【●○宮古-岩手○●】
<順位表はこちらから>
【岩手5-6宮古】


【岩手11-2宮古】


【岩手1-3宮古】

【福島5-2田老】

【福島4-5田老】


【福島5-1田老】

【津石0-1文京】


【津石3-0文京】

2025年03月20日
第12週2日目
【田老マジック4 明日にも優勝の可能性】
第12週の2日目は20日に8試合が行われた。
田老は岩手相手に1勝1敗。
津軽石は福島に勝ち越したものの、田老のマジックは4となり、
最短で明日にも優勝の可能性が出てきた。
【●○田老-岩手○●】
初戦完封負けの田老だったが2戦目は大勝し、1勝を確保した。
田老は村上が完投勝利。好調の高部は今日も2試合で5安打。デュランは20号に到達した。
岩手は伊藤大海が完封で2ケタに到達。オースティンに久々の一発が出た。
【○○●津石-福島●●○】
3連勝はならなかったが、津軽石が勝ち越し。福島は4位宮古との差が広がった。
津軽石はモイネロがタイトルに近づく完封勝利。2戦目ではチゾムがサヨナラ打を放った。
福島はエスピノーザが完封でモイネロに続く。3戦目は万波が決勝弾を放った。
【○○●宮古-文京●●○】
Aクラス争いの直接対決は宮古が勝ち越し。差を2ゲームに詰めた。
宮古はローリーが30号、床田が10勝にそれぞれ到達。好調の山川は今日も一発が出た。
文京町は村上が2試合連続本塁打。小川に代わって先発復帰の外崎が2試合マルチと気を吐いた。
☆PLAYER OF THE DAY★
伊藤大海(岩手):首位田老相手に12奪三振の快投。4安打完封で10勝に到達。
<順位表はこちらから>
【田老0-2岩手】
岩手は3回に3番牧のタイムリーで先制。伊藤大海は田老打線に連打を許さず完封。
田老も投手陣は岩手打線を5安打に抑えたが、中軸に当たりが出ず敗戦。

【田老12-1岩手】
田老は初回に6本の長打を集中し大量7点を先制。その後も攻撃の手を緩めず大勝。
岩手は先発の今井が1アウトも取れずにノックアウト。打線も決め手を欠き村上に完投許す。


【津石6-0福島】
津軽石は4回に6番チゾムの2点三塁打などで青柳を攻略。モイネロ完封で13勝目。
福島は4回、5回、8回に二、三塁のチャンスを作ったが得点できなかった。


【津石3-2福島】
津軽石は9回、2四球と敬遠で満塁のチャンスを作ると、6番チゾムがサヨナラ打。
福島は4番ソトが先制タイムリーに追加点弾の活躍も、無念のサヨナラ負け。


【津石0-2福島】
福島は2回に6番万波の2ランで先制。得点はこの2点のみだったがエスピノーザが完封。
津軽石先発大竹も粘りの投球で8回途中2失点も、打線の援護がなく8敗目。

【宮古6-5文京】
宮古は9回、4番山川の2ランで追いつくと、最後は相手野選でサヨナラ勝ち。
文京町は7回に打者一巡の猛攻で逆転したものの、4番手横山が大誤算だった。


【宮古13-5文京】
宮古は初回に犠飛を挟んでの5連打で5点を先制。8回にも5点をあげ大勝。
文京町は先発曽谷が炎上。8回に4点を返したものの焼け石に水で大敗。

【宮古5-7文京】
文京町は8回、水野、福永、外崎の3連続二塁打で3点をあげて逆転。
宮古は6回に7番紅林のタイムリーで勝ち越したが、逃げ切ることができなかった。


2025年03月19日
第12週1日目
【珍事 同日に引き分け2試合】
第12週は19日にスタート。7試合が行われた。
今日は福島-岩手24回戦と文京町-田老24回戦はともに延長18回で決着つかず。
1シーズンでも1試合あるかないかの引き分けが同日で2試合という珍事となった。
【○△福島-岩手●△】
2戦目引き分けとなったが、福島が1勝をキープして勝ち越し。岩手との差を広げた。
福島は初戦でケイが完投勝利。小郷は初戦1試合4安打。一発も放ち、10号に到達した。
岩手は先発に復帰した坂倉に2試合連続本塁打。2戦目は救援登板の佐々木が10回無失点。
【●△○文京-田老○△●】
両チームともに3戦合計17点で、3連戦は1勝1敗1分けとなった。
文京町は佐藤輝明の一発で1勝を確保。東克樹は6失点降板でタイトル争いから脱落。
田老は高部が3試合連続猛打賞で10安打。武内も6失点で防御率争い一歩後退。
【○●宮古-津石●○】
2連戦は1勝1敗となったが、津軽石が今季のカード勝ち越しを決めた。
宮古は好調の山川が今日も2試合連続本塁打。鈴木昭汰救援勝利で10勝に王手。
津軽石は高橋宏斗が完投勝利。野間は2試合3安打で打率がわずかに上昇。
☆PLAYER OF THE DAY★
高部瑛斗(田老):初戦から3安打、4安打、3安打。3連戦で打率を1分以上上げる。
<順位表はこちらから>
【福島7-2岩手】
福島は2回に5番チャップマンのソロを皮切りに5点を先制。ケイも安定した投球で完投。
岩手は先発の隅田が2回に集中打を浴びて11敗目。打線も見せ場が少なかった。


【福島3-3岩手】
福島は9回以降、10回を除き毎回走者を出したがあと一本が出ず18回ドロー。
岩手は9回からロングリリーフの佐々木朗希が10回12奪三振無失点の力投を見せた。


【文京9-10田老】
乱打戦となったが、田老は8回から松山と栗林がパーフェクトリレーで逃げ切りに成功。
文京町は5番レイエスが本塁打を含む4安打など、打線は奮起したが先発東克樹が誤算だった。


【文京4-4田老】
田老は延長11回の無死2塁、16回の2死満塁を活かせなかったが投手陣が粘りドロー。
文京町は3番手の藤井以下の投手が無失点リレー。打線は9回2死満塁を逃したのが痛かった。


【文京4-3田老】
文京町は8回、6番佐藤輝明の一発で試合をひっくり返して逆転勝利。
田老は9回2死満塁と相手守護神のヘルナンデスを攻めたが、コントレラス三振で万事休す。

【宮古4-3津石】
宮古は9回、途中出場の佐藤直樹の二塁打で追いつくと、6番杉本の犠飛でサヨナラ勝ち。
津軽石は7回に集中打で逆転に成功したが、宮城の交代機が遅れてしまった。

【宮古3-7津石】
津軽石は4回に3四死球で満塁とすると、投手高橋宏斗の二塁打で先制。高橋は完投勝利。
宮古は先発才木が4回途中降板で10敗目。山川に2試合連続弾が出たが及ばなかった。
